情報提供:そばさん

長年使用したマフラーの、内部に堆積したカーボンを除去したときのレポートです。
マフラーを切開して処理したとのことです。

step1 切開手術を待つマフラー

マフラー内部は4室に分かれています。
※ここではエンジン側から1室、2室と表示します。
step2 2室部分を切開

外装鉄板2枚、断熱材、鉄板の4層構造です。
グラインダーにカッターを取り付けて切断します。
切断個所によっては各室の仕切りを切ってしまい
ますので注意します。
Step3 3室部分を切開

外装鉄板の2枚目は錆もなく綺麗でした。(ステンレス?)
Step4 2室と3室の内部が見えます。

2室から3室を通過して4室までパイプが入っています。
Step5 2室のカーボン堆積状態

穴の向こう側が1室、切開部分が2室です。上に見えるパイプは4室へつながっています。
カーボンで穴が閉塞しています。大きさは小指ぐらいでした。
カーボンを除去しましょう。
Step6 2室のカーボン除去

500円玉大の穴が隠れていました。!

次は3室へいきます。
Step7 3室のカーボン堆積状態

3室と4室の穴にカーボンが堆積していますが、
1室と2室ほどの堆積状態でありません。
3室にパイプが2本あります。
上のパイプは2室から4室へ通過しているパイプです。
下のパイプは4室を通過してマフラー出口へのパイプです。
Step8 3室のカーボン除去
Step9 取り付け

切開個所を縫合して、耐熱塗料を吹きました。
手術跡が残っていますので見つめないでくださいな。



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